苦手な上司にプロポーズすることになりました

「いやでもちょっとっ。
 ちょっと着替えるんでっ」

「別にいいだろう。
 同じ家なのに」

「いえいえ、そこは、はい、まあっ」
と言いながら、佑茉は走っているようだった。

 なにしてるんだ、と思っていると、佑茉の住んでいるエリアの電気があちこちついた。

 戻ってきたのか。

 っていうか、なにしてるんだ、ほんとに、と思いながら、由人は眺めていた。