苦手な上司にプロポーズすることになりました

「いや、どうやって、それが生じてるのかなと思って」

 なるほど、と由人は頷いた。

「女子はそういう話が好きなんだと湯沢さんが言っていたが。
 女性は天体の成り立ちなどに興味があるということか」

「……いや、そうではない気がしますね。
 湯沢さんが言ってたのなら」

「まあ、ハートとか女の人は好きかな。

 お前はそういう意味では興味なさそうだから、言っておくと、ハート型は氷の平原らしいぞ」

 いやいや、興味ないとか、決めつけないでいただきたい、と思いながら、佑茉は由人に言った。

「もしや、私のことを女性らしくないと思ってますか?」