苦手な上司にプロポーズすることになりました

 


 そういえば、前から気になっていたんだが。

 あの半個室は個室っぽいが、個室じゃないし。

 裏にテーブルなかったか?

 一度部署に戻ろうとした由人だったが、気になり、リラクゼーションルームに戻ってみた。

 すると、やはり、あそこにはテーブルがあり、よりにもよって、佑茉たちが座っていた。

 だが、非常に彼女らは騒がしく。

 これならまあ、いたら気づくはずだよな、と思う。

 佑茉たちはそれぞれのスマホの写真などを眺めて、何処の店がいいとか、ここの店がいいとか言っている。

「あっ、ここ、何処の料亭?
 雰囲気いいじゃんっ」
と皆穂が言った。

 手にあるのは佑茉のスマホのようだ。