無気力な王子様は、今日も私を溺愛したがる



「そのことをね、職場の同僚さんに話してみたんだけど」

「うん」

「その同僚さん、三橋さんって言うんだけれど。
三橋さんの家にいる高校生の子もね、一人暮らしをしたいって言うんですって」

「うんうん」



ときどき相槌を打ちながら、お母さんの話を聞く。


それと同時に箸も動かしながらだけど。


えーと、それとこれにどういう関係性が……?


ぼんやりと考えていたことは、すぐに答えがでてきてしまった。



「ちょっとね、玲奈の希望とは変わっちゃうんだけど……、
その子と同居、してみない?」



……え。



「えっ!?」



思わず、大きな声を出してしまう。