無気力な王子様は、今日も私を溺愛したがる



それからまた、面白そうに口角をあげて。



「それで、熱心に何を考えてたの?
告白の返事とか?」

「えっ、あ、ち、ちが……っ!!」



彼の少しからかうような口調に、思わず慌てふためいてしまう。


というか、本当に告白だったんだ……。


だとしたら、告白の返事は一応、決まってるわけだし……っ。


名前を考えていました、なんて素直に言えるわけないよ……!!


何を言おうかと、再び頭を巡らす。


……私、さっきから変に考えてばっかりだ。



「やっぱり朝倉さん、可愛いね。
首なんかかしげちゃって。
告白の返事じゃないなら、何を考えてたの?」