無気力な王子様は、今日も私を溺愛したがる



それからというもの、私は変わったと思う。


さすがに、2年生が終わるまでは今まで通りのポジションにいたけれど。


中学校を卒業するくらいには、私がクラスの中心にいることはなくなった。


数人の女の子と話すだけで、色々な子とは仲良くならなかった。


……なれなかった。


染野くんにあんなことを言われたからかもしれない。


もう、嫌いだって言われたくなかったからかもしれない。


……分からない、けど。


もう、教室の真ん中に行こうとは、到底思えなかった。


だけど、たくさん変わってしまった私の中で、唯一変わらなかったものがあった。


それは、私のことを救ってくれた染野くんのことが、