無気力な王子様は、今日も私を溺愛したがる



な、なに言ってるの一樹くん……!
こんなにたくさん人がいるのに……っ。
どうしちゃったの、本当……⁉

すると、なぜか周りの人たちは私を見て歓声をあげて。


「えっ、待って、なに今の反応……!」

「朝倉さん可愛すぎる……!」

「朝倉さん、実はめちゃくちゃ純粋……⁉」

「やばい、女でも惚れそう……!」

「え、え……?」


わ、私……?
周りの子たちの反応に頭が追い付かず、思わず呆けた反応をしてしまう。

すると、いろんな女の子たちが私のもとに集まってきて。


「朝倉さん、友達になってくれませんか……っ!」

「わ、私も……!玲奈ちゃんって呼びたい……!」

「あ、握手してほしいです……っ!」

「え、え?」


ダメだ、本当に理解が追い付かない。

友達……?握手……?
わ、私はすごく嬉しいけど、どうしてそんな急に……!

驚きつつも私は大きくうなずく。


「えっと……、うん、もちろん!嬉しい……!」

「きゃああっ、朝倉さん可愛いっ!」

「ずっと拝んでられる……」