無気力な王子様は、今日も私を溺愛したがる


大丈夫だと言ったものの、実はあまり大丈夫じゃない。


ずきん、ずきんと絶え間なく痛みは私を襲ってきていて、正直言うとかなり痛い。


……これ、いつもよりもひどいかも。


琴葉ちゃんは私にねぎらいの言葉をかけた後、すぐに授業が始まってしまったので、席に戻っていった。


ノートと教科書を開いて、授業を受けるけれど、やっぱり全く耳に入ってこない。


一応板書はしているけれど、ただの作業にしかすぎなくて、内容は頭に入らない。


そうやってなんとか午前中まで、授業を受けた。


……これ以上は無理、かも。


頭痛もどんどん増してきて、頭が割れそうなほど痛い。


しかも、体もだるくて、座っているのすらしんどい。


……保健室、行こう……。


琴葉ちゃんに付き添ってもらおうと思って、声をかけようとしたけれど、琴葉ちゃんはお手洗いにでも行っているのか見当たらない。