無気力な王子様は、今日も私を溺愛したがる



「そういう玲奈は、だいぶ遅かったね?」


「うっ、そ、そう……?」


「……何してたの、こんな時間まで」


「あっ、え、えっと……」




どうしよう……⁉



なんて答えるのが正解……?



確かに、いつも帰ってくる時間よりも、一時間くらい遅くなった。



告白されてたって、正直に言うわけにもいかないよね……。



なにか言い訳を……。



なんて頭をめぐらしていたとき。




「……もしかして、告白受けてた?」


「へ……っ⁉」


「その反応、図星?」




一樹くんに、答えを言われてしまった。



思わずすっとんきょうな声をあげると、一樹くんは瞳の色をさらに変えて。




「……だれ?」


「え、えっと……」




一樹くんの質問にうろたえてしまう。



だって、一樹くん、すごい怖い顔してるんだもん……‼




「……玲奈が他のやつのものになるとか、すげぇ嫌」


「へっ⁉」