無気力な王子様は、今日も私を溺愛したがる



ばかだな、俺……。



一方的に嫌いだって決めつけないで、色々な相手と話してみれば、そんな感情はなくなることだってあるのかもしれない。



この三年間をやり直すことができたなら、俺は第二に、朝倉に声をかけるだろう。



第一は……。



そこで、一度思考をストップした。



やめておこう、今は考えることを。




「……こちらこそ」




少しぶっきらぼうで、そっけない言い方になってしまったけれど、朝倉は相変わらず破顔しているから、それでいいと思ってしまった。




「ごめんね、取り乱しちゃって!

ご飯の準備しよっか」




昨日と今日の朝と、緊張していた面持ちをしていた朝倉が、今は柔らかい表情になっている。