無気力な王子様は、今日も私を溺愛したがる



……うまくできたのかな。




「今から並べるので、ちょっとだけ待っててください!」




そう言って、ハンバーグが乗ったお皿を二つ持って、斜め向かいになるように置いた朝倉。



待て、一人で全部やるつもりか……?



それは俺、さすがに無責任すぎるよな……。



ご飯を作ってもらった相手に、何もせずにいるのはおかしいよな、やっぱり……。



そう考えて、俺は座っていたソファから立ち上がった。




「朝倉、ご飯よそった?」


「い、いえ、まだ……」




俺の質問に、どこか戸惑いの表情を朝倉は見せた。




「んじゃ、よそっとく」


「え……、い、いいんですか……?」


「ん。全部任せるわけにはいかないだろ」