無気力な王子様は、今日も私を溺愛したがる



なんて、考えても仕方のないことをも考えてしまった。



「それより朝倉、朝ご飯食べずに学校行っただろ」

「え、なんで知って……」

「机の上に、朝倉の分のご飯も置きっぱなしだったから」



あ、そっか。


染野くんと鉢合わせないように急いでいたから、朝ご飯もさげずに机の上に置いたままだった気がする。


我ながら今朝は、情けないことをたくさんしていたんだな……。


過去に戻れるなら、今度は今朝より取り乱さずにいられるかもしれないのに。


なんて思ったけれど、過去に戻ったとしても、私には少しだけハードルが高いかもしれない。


結局、今朝と同じような状態になるのだろう。