無気力な王子様は、今日も私を溺愛したがる



同居することになったとはいえ、私たちの関係性は変わらない。


変わるなんてことはない。


分かっていたはずなのになぁ……。


それからはお互いに、空き部屋から段ボールを運んで、整理をして……、の繰り返しになった。


五時くらいになって夜ご飯の材料が何もないことに気が付いて、急いで近くのスーパーに買い出しに行ったんだ。


そして、ある程度の食材を買って。


荷物の整理に追われていた私は、料理をする暇なんてなく、申し訳ないと思いつつも冷凍食品で済ませた。


一応あらかじめ家に置いておいてくれたお米を炊いたくらいはしたけれど。


夜ご飯のときに、染野くんを呼びに行くことだけはした。