そうするとなんと、ちぃくんも
「みんなで妨害しろー!」
と、一つ下の私の友達の手の上に手を被せてきた。
ちぃくんは自分からとても積極的に距離を縮めるタイプではないと思っていたので、ビックリしたのと同時に、またもやその友達に対して嫉妬心がわいてくる。
でも、私は行動力のある人だ。
と、とっさにとった行動に我ながら感動した。
私からちぃくんの手の上にまた手をかぶせてやった。
ちぃくんは特に表情何一つ変えていなかったと思う。
でも、私はそんな流暢に流していられない。
なんなら過去一ドッキドキのバックバクだ。
ちぃくんの手は温かくて、横顔も可愛くて、でも大きな手が私よりも全然大人なんだなと感じてしまった。


