今日、ついに亮君と天翼さんが対面する。
「どうしよう…緊張してきた…」
「何で陽羽が緊張してるの。緊張する事ないでしょう?」
今日は珍しく登校時刻が同じになった萌恵ちゃんと一緒に教室に向かう。
その時、私が朝から2人の事に緊張感を走らせていると萌恵ちゃんは、はぁ…と呆れ気味のため息で返事をしてきた。
「だ、だって…ずっと話せなかった2人がついに話すんだよ!?きっと気まずいだろうし緊張しちゃうよ!」
「ったく、あんた行動力は馬鹿げてるのに頭は悪い想像ばっかり。もっとポジティブに!ね?
2人は元々仲が良い兄弟なんだからきっと大丈夫」
萌恵ちゃんの心強い言葉は私をいつも前に進ませてくれる。
改めて萌恵ちゃんと親友で本当に良かったっ…。
───今日学校帰りの午後4時に駅前の喫茶店で2人は会う。
先日、私が萌恵ちゃんや煌星さんの助言を得て、掘り出した案で亮君に話したら…
『あの、提案なんだけど…私を橋渡しにして天翼さんと会って話すのは、どうかな?』
『…陽羽が?』
『う、うん!やっぱり私も【last】の一員だし、だから2人の事最後までちゃんと見てたいというか…』
『…おっけー。陽羽のお節介な所はもう治りようないし、じゃあ…頼んだよ?』
あの時、察しがいい亮君に一瞬怪しまれた気がしたけど流石にそれはきっと気のせいだよね?
このやり方が正しいか今でも分からないけど、これは2人の仲直りの為だから私のこんな気持ちは今日は捨てて、2人を見守らなきゃ!
「どうしよう…緊張してきた…」
「何で陽羽が緊張してるの。緊張する事ないでしょう?」
今日は珍しく登校時刻が同じになった萌恵ちゃんと一緒に教室に向かう。
その時、私が朝から2人の事に緊張感を走らせていると萌恵ちゃんは、はぁ…と呆れ気味のため息で返事をしてきた。
「だ、だって…ずっと話せなかった2人がついに話すんだよ!?きっと気まずいだろうし緊張しちゃうよ!」
「ったく、あんた行動力は馬鹿げてるのに頭は悪い想像ばっかり。もっとポジティブに!ね?
2人は元々仲が良い兄弟なんだからきっと大丈夫」
萌恵ちゃんの心強い言葉は私をいつも前に進ませてくれる。
改めて萌恵ちゃんと親友で本当に良かったっ…。
───今日学校帰りの午後4時に駅前の喫茶店で2人は会う。
先日、私が萌恵ちゃんや煌星さんの助言を得て、掘り出した案で亮君に話したら…
『あの、提案なんだけど…私を橋渡しにして天翼さんと会って話すのは、どうかな?』
『…陽羽が?』
『う、うん!やっぱり私も【last】の一員だし、だから2人の事最後までちゃんと見てたいというか…』
『…おっけー。陽羽のお節介な所はもう治りようないし、じゃあ…頼んだよ?』
あの時、察しがいい亮君に一瞬怪しまれた気がしたけど流石にそれはきっと気のせいだよね?
このやり方が正しいか今でも分からないけど、これは2人の仲直りの為だから私のこんな気持ちは今日は捨てて、2人を見守らなきゃ!


