翌日。
煌星さんは朝から無駄に元気だから学校に来るのは早いと言っていた萌恵ちゃんの情報から、私は今日朝1番を目指して学校に着いて、
煌星さんの登校時間である朝7時30分に煌星さんのいる教室に向かうと、丁度教室に入ろうとする煌星さんが映った。
「煌星さん!」
「?あれ、陽羽ちゃんじゃん!朝っぱらからどうした?」
煌星さんに声をかけると、萌恵ちゃんが言ってたよう煌星さんは生き生きと爽やかに笑う顔を浮かべた。
昨日の事を話そうも、鳳君に「他の奴には内緒」と言われたことを思い出し、詳しい内容を噤んで昨日のことを話した。
そして……
「鳳君のお兄さん…えっと、天翼さんともお話がしたくて、良ければ天翼さんが入院している病院教えていただけませんか?」
──そう。昨日決めた決意はこれ。
昨日、鳳君の話を聞いてお兄さんである天翼さんや【last】の皆に絶対伝えなきゃいけない気持ちだと思った。
同時に、そんな皆を想う彼を天翼さんや【last】は皆はどう思っているのかを彼の耳に直接聞かせるべきだと思った。
煌星さんの顔色を伺って聞いた私に、煌星さんは納得した顔ですぐに自分が持っていたメモ帳を破って、
書き終えたのか気づいたら私の手にそのメモを渡してきた。
そのメモの内容は、天翼さんが入院している病院。
「これ…」
「天翼に会いに行くんでしょ?陽羽ちゃん、天翼のこと、頼んだよ」
「!はい…!」
真っ直ぐ見つめてくる煌星さんに力強い返事をした私は彼のいる教室を後にした。
煌星さんは朝から無駄に元気だから学校に来るのは早いと言っていた萌恵ちゃんの情報から、私は今日朝1番を目指して学校に着いて、
煌星さんの登校時間である朝7時30分に煌星さんのいる教室に向かうと、丁度教室に入ろうとする煌星さんが映った。
「煌星さん!」
「?あれ、陽羽ちゃんじゃん!朝っぱらからどうした?」
煌星さんに声をかけると、萌恵ちゃんが言ってたよう煌星さんは生き生きと爽やかに笑う顔を浮かべた。
昨日の事を話そうも、鳳君に「他の奴には内緒」と言われたことを思い出し、詳しい内容を噤んで昨日のことを話した。
そして……
「鳳君のお兄さん…えっと、天翼さんともお話がしたくて、良ければ天翼さんが入院している病院教えていただけませんか?」
──そう。昨日決めた決意はこれ。
昨日、鳳君の話を聞いてお兄さんである天翼さんや【last】の皆に絶対伝えなきゃいけない気持ちだと思った。
同時に、そんな皆を想う彼を天翼さんや【last】は皆はどう思っているのかを彼の耳に直接聞かせるべきだと思った。
煌星さんの顔色を伺って聞いた私に、煌星さんは納得した顔ですぐに自分が持っていたメモ帳を破って、
書き終えたのか気づいたら私の手にそのメモを渡してきた。
そのメモの内容は、天翼さんが入院している病院。
「これ…」
「天翼に会いに行くんでしょ?陽羽ちゃん、天翼のこと、頼んだよ」
「!はい…!」
真っ直ぐ見つめてくる煌星さんに力強い返事をした私は彼のいる教室を後にした。


