『あんたみたいなの、俺嫌いなんだよね。分け隔てなく優しい奴』
昨日のあの言葉を最後に何だか朝から鳳君に見られてる気がする。
───それも、まるで監視されてるかのように。
(うぅ…何か、やりにくい…)
今日も今日とて学級崩壊寸前の空気の中、
現在1時間目の授業を受けている私は周りの声で聞こえない先生の声を必死に耳を傾けてノートを取っている。
その度に鳳君が毎回こちらを睨んでいるような目が合う。
私の席は廊下側から3列目の1番後ろの4番目。
対して、鳳君の席は廊下側から6列目の1番後ろの4番目。
同じ後ろだけど私達の間には不良組が2人もいて距離があるし彼らは少し椅子を動かして話しているだけで、
殆ど本来の座り方である襟を正した状態での授業の見え方だから遠くにいる鳳君とはそう簡単に目は合わないはず。
つまり…あっちがジッと私を凝視するように見てくるんだ!
確かに昨日無理やり話を切り上げたけど!
それだけであんな睨むことはないんじゃない⁉︎
その後の午前中の授業もずっと殆ど状況は変わらず、気づけば昼休みを迎えていた。
昨日のあの言葉を最後に何だか朝から鳳君に見られてる気がする。
───それも、まるで監視されてるかのように。
(うぅ…何か、やりにくい…)
今日も今日とて学級崩壊寸前の空気の中、
現在1時間目の授業を受けている私は周りの声で聞こえない先生の声を必死に耳を傾けてノートを取っている。
その度に鳳君が毎回こちらを睨んでいるような目が合う。
私の席は廊下側から3列目の1番後ろの4番目。
対して、鳳君の席は廊下側から6列目の1番後ろの4番目。
同じ後ろだけど私達の間には不良組が2人もいて距離があるし彼らは少し椅子を動かして話しているだけで、
殆ど本来の座り方である襟を正した状態での授業の見え方だから遠くにいる鳳君とはそう簡単に目は合わないはず。
つまり…あっちがジッと私を凝視するように見てくるんだ!
確かに昨日無理やり話を切り上げたけど!
それだけであんな睨むことはないんじゃない⁉︎
その後の午前中の授業もずっと殆ど状況は変わらず、気づけば昼休みを迎えていた。


