思い出しただけで不愉快な思い出だ。このことから私は誰も信用できなくなったのはもちろんのこと、今でも里親には会っていない。 とても辛い。辛いけど、かと言って死のうと思ったことはない。 私一人がこんな不幸だからとは思わないし、でも、自分が幸せになろうとかは思ったことも考えたこともない。 今日も実の母の写真に手を合わせてから布団の中でこれからの将来の不安を抱いて寝た。