「っっ、朔くん…。」 震える声で朔を呼ぶ神無ちゃんに視線を向ければ、うっすらと涙を溜めていて。 「………………神無、何?」 それなのに、首を傾げる朔に神無ちゃんは、ぎこちなくだけど、その口に笑みを浮かべる。 「ノートを買いに行こう。」 「ノート?」 「うん、莉茉が目を覚ました時、学校の授業に困らないようにしなきゃでしょう?」 零れ落ちそうにな涙を溜めて、神無ちゃんは一生懸命に笑った。