「今は仕事よりも、暁は莉茉さんの側に付いていてあげなさい。」 「………。」 「心配ない、お前の代わりは、大雅や一樹の2人でどうにかする。」 ふっと、そこで親父さんが笑みを浮かべる。 「ただし、莉茉さんが目覚めた後は、暁には休みなく働いてもらうぞ?」 凄いと、思った。 揺るぎなく、ただ莉茉ちゃんが目覚める事を信じる、その凛とした姿が。 眩しくて。 とてつもなく、大きく見えた。