そして。 「ーーーー莉茉に触れようとしたこいつらの指を、全て折れ。」 冷徹に、俺は仲間に告げた。 そこに、一切の躊躇もなく。 慈悲もない。 俺の指示に、頷く数名。 素早く動き出す。 「ふっ、全く、有能な奴等だ。」 一切、嫌な顔をしないのだから。 ゆるりと口角を上げた俺は、自分のポケットから煙草を取り出した。