「俺と一緒に行く?」 一緒に来るなら、神無は見たくもない、現実を突き付けられるかも知れない。 俺が住む所は。 暗くて。 汚れきった世界。 人の生死が問われる。 ーーーーそんな場所。 「神無、覚悟はある?」 こんな事は、思いたくないけれと、莉茉さんの“もしも”の現実を、受け入れられる覚悟が。 理不尽な事実を、直視する勇気がなければ、俺は神無を連れては行けない。 ーーーー愛おしい、君だからこそ。