「莉茉。」 「っっ、」 呼吸を乱した莉茉の、蒸気した頬を撫でる。 「大丈夫か?」 「………っっ、無理…。」 弱々しく首を横に振った莉茉が、自分の身体にシーツを手繰り寄せた。 潤む瞳は、俺を睨み付ける。 ………全く、怖くはないが。 「………、手加減、してって、言ったのに。」 息を弾ませて、恨めしげな目を向ける莉茉に、俺は笑みを浮かべる。 「何を言ってるんだ?」 「………?」 そんな俺に、莉茉が怪訝に眉をひそめた。