自分の身が危うくなったら、黙り込む。 その考えが、気に食わない。 胸糞が悪くなる。 埒が明かない女達に、俺の苛立ちが増した。 「………チッ。」 あまりの苛立ちに、女の1人の胸ぐらを引き寄せようと、俺は手を伸ばす。 誰であろうと、危害を与える矯めに莉茉に指一本でも触れようとした奴を、許すつもりは一切ない。 しかも、そこに害意が含まれているなら、尚更だ。 女だとか、 どんな身分は、関係がねぇ。 誰に手を出そうとしたのか、その身にたっぷりと分からせなくちゃ、な?