………………でも。 「神無、愛してる。」 私は、惜しみ無い愛情を与えてくれる朔くんに出会ってしまったから。 2人の永遠の未来を、夢見たって。 ーーーーーねぇ、良いでしょう? 出会った事は、運命で。 愛し合ったのは、必然だった。 「………、」 香る朔くんの香水と温もりに、私は目を閉じる。 ………………このまま、時が止まってしまえば良いのに。 2人の交わる鼓動と、雨の音だけの部屋の中に、突然“それ”は鳴り響いた。