「………ふぅ。」 鏡に映る、疲れた顔の自分。 やっと一息が付けた私の口から、自然と安堵の吐息が零れ落ちる。 「意地、だね。」 ただ、暁の側にいたいだけ。 ………………何を囁かれても。 凛と前を向き、悠然と微笑んで、暁の隣で話す事が、今日の私の役目。 「誰にも負けないもの。」 暁から、離れない。 ーーーーこれは、私の意地。 影で囁くだけの人には、暁の隣は渡さない。 これは、私の戦いだ。 暁に守られているだけでは、駄目だから。