「っっ、」 ぞくりと、俺の身体が粟立つ。 魅せられる、 莉茉の、醸し出す色かに。 灯る、欲情の熱。 簡単に、莉茉は俺の中の雄を目覚めさせる。 「莉茉、このまま部屋に行くか?」 煽ったのは、莉茉だ。 この責任は、ちゃんと取ってもらわないとな? 「駄目。」 「あ?」 「だって、途中で抜け出したら、逃げるみたいじゃない。」 強い眼差しを、莉茉は周囲に向ける。 「最後まで、戦うわ。」 戦いの神、アテナ。 汚れなき美しき女神が、俺の隣に舞い降りた。