「お母さんと、また買い物に出掛けちゃ駄目かな?」 お願い、とすがれば。 「ーーーー分かった、ただし、俺が仕事に行ってる間だけだぞ?」 渋っていた暁の許可を得る事が出来た。 ほっと、胸を撫で下ろす。 「うん、暁、ありがとう。」 「あぁ。」 なぜか頬を緩ませていた気がするのは、多分、私の見間違いだろう。 「莉茉?」 「ん?」 「今日の、俺へのご褒美が追加だな?」 「っっ、」 耳元でこっそりと囁く暁に、私の顔が真っ赤になったのは、言うまでもない。