「それに今日は、若と莉茉様、2人の為のパーティーです。」 「………。」 「お願いですから、パーティーが終わるまでは我慢して下さいね?」 不機嫌な俺を、苦笑いを浮かべた大雅が、やんわりと諌める。 「………分かってる。」 そんな大雅に、俺は憮然と返事を返した。 分かってるんだよ、そんな事は。 莉茉のお披露目を兼ねたパーティーだ。 その本人がいなきゃ、意味がねぇ。 それに、莉茉に会えるのを楽しみにしている、あの両親だ。 行かなきゃ、煩いに違いない。