「………チッ。」 俺の思考が分かったような大雅の釘に、思わず舌打ちが出る。 飽く事を知らない俺の欲求は、再現なく、莉茉を求めずにはいられない。 それは、一種の麻薬のよう。 一度、味わってしまえば、決して抗う事の出来ない媚薬になる。 「暁様、組長達に怒られますよ?」 「あ?」 俺は、鋭い視線を大雅へと向けた。 「暁様達が向かわなければ、ホテル内を大捜索されるんじゃないですか?」 「………。」 あり得る。