「………………、莉茉。」 何度も、 繰り返し、莉茉の名前を呟く。 お前を失う事こそが、俺の不幸であり。 ーーーー地獄。 お前を失ったその瞬間、俺は狂うだろう。 間違いなく、確実に。 莉茉の甘さを知ってしまったからには、もう、どんな事があっても手離せない。 「暁?」 「………。」 「ーーーー大丈夫。」 何も纏わない莉茉の素肌が、俺を柔らかく包み込む。 まるで守られているようで、安心する。 ………何でだろう。 莉茉が強く。 ーーーー今まで以上に、とても凛として見えたんだ。