でも、そうしないのは。 「今日、お母さんに煮付けの作り方を教わったの。」 とても嬉しそうに。 「お父さんから、メールを貰っちゃった。」 瞳を輝かせて。 「今日、神無と朔がね?」 お前が、俺に微笑むから。 その笑顔を、自分のせいで曇らせたくなくて、必死に歯止めを掛ける。 俺は怖くて仕方がない。 いつか、莉茉を無茶苦茶にして、壊してしまんではないかと。