「見せたくねぇなぁ。」 「え?」 ぽかんと暁を見上げれば、気に食わないと言わんばかりに、眉をしかめる。 「パーティーなら、ドレスか着物だろ?」 「うん、そのつもり。」 しっかり、着飾らなくちゃ。 暁の隣に立つならば、気合いを入れなくちゃいけないもの。 少しでも、釣り合えるように。 「ねぇ、暁?」 「ん?」 「私が着る服は、暁が選んでくれる?」 どうせなら、着る服は暁に選んで欲しい。