「ねぇ、どれ程、辛かったの?」 ………分からない。 麻痺してしまったの。 私の、心は。 そうする事で、自分自身を守っていた。 一種の、事故防衛。 「………、苦しかった?」 うん、苦しかった。 生きているのが、堪らなく嫌で。 莉茉の温かな腕の中で、何度、このまま眠りたいと願った事か。 苦痛だった。 毎日、明日が来る事に怯えていたの。 でもね? そんなの、お互い様なんだよ。 だって、そうでしょ、莉茉?