「………でも、いつかは2人で笑い合える日が来るかも知れないよね?」 儚い希望でも、 夢見ても、良いでしょう? 願わくは、 ーーーーー貴方も、同じ気持ちでありますように。 「暁。」 暁を見上げてから、自分の手を差し出す。 「どうした?」 「ふふっ、」 私の差し出した手をすかさず握る暁に微笑んで、茉莉に視線を向けた。 「茉莉、私は幸せになる。」 誰よりも、幸せに。 このまま、幸福な未来を行く。 暁と、一緒に。 過去には、振り返らない。