「莉茉、大丈夫か?」 「ん、平気よ?」 気遣わしげに私の顔を覗き込む暁に、微笑む。 怪我を負ってから、1ヶ月。 色々あったけれど。 やっと、暁のお許しが出て、茉莉が入院している病院に来られた。 「本当か?」 「もう、暁は心配性だね?」 暁は、いつまでも過保護なんだから。 私が怪我を負って、入院してから、ますます、そうなった気がする。 「………お前にだけだ。」 「ふふ、」 暁の惜しみ無い愛情に、くすくすと笑みを浮かべて、私は目の前のドアをゆっくりと開けた。