「お休み、莉茉。」 どうか、願わくは。 君の見る夢が、良いものである事を。 華奢な莉茉の身体を持ち上げて、ベットにきちんと寝かせると、その隣に俺も横になる。 もちろん、自分の腕の中に閉じ込めて。 「………………んぅ…。」 「ふっ、」 そんな俺に擦り寄る莉茉に、頬を緩ませて、そのまま目を閉じる。 誰かしら来る、その時まで。 今までの疲れからか。 それとも、隣にある莉茉の温もりからなのかは、分からないけれど。 目を閉じた俺の意識は、いとも簡単に眠りの中に沈んでいった。