「ーーー莉茉。」 そっと、莉茉の頬に手を這わす。 逃げる事。 それが、お前の愛情と言うのなら。 俺は、そんなものいらねぇ。 「良いか、莉茉。」 「う、ん?」 「俺から離れる事は、絶対に許さない。」 未来永劫。 その、さらさらの髪も。 華奢な身体さえ。 お前の心だって。 「お前、俺だけのものだ。」 俺以外、誰にも触れさせず。 渡しもしない。