「っ、わ、たし…。」 俺を見上げる莉茉の目に、怯えの色が宿る。 それ、が不快で。 俺の心を、苛立たせる。 「………莉茉。」 「っっ、」 低い俺の声に、莉茉の肩が跳ねた。 「俺を疑うのか?」 俺の思いを。 ひたりと、莉茉を見据える。 逃がさないように。 「なぁ、莉茉、そうなのか?」 「っっ、違っ…。」 必死に否定する莉茉の目から、止めどなく涙が散る。 「あ、きら…。」 「ん?」 「っっ、怖いっ…。」 ぽつりと、泣きながら莉茉が呟いた。