「………………、会いたい。」 「あ?」 「っっ、茉莉に会いたい。」 会って、話したい。 真実から目を逸らして、過去から逃げるのは、もう、終わりにしよう。 向き合わなくちゃ。 茉莉と。 ………………そして、過去に。 「お願い、暁。」 「駄目だ、お前をあの妹に会わせられる訳がねぇだろ?」 「っっ、」 暁の手が、震えてる。 分かっているの。 私を暁が心から心配してくれているんだって事は、痛いくらいに。