「えっ…。」 莉茉が頬を染める。 ………あぁ、そんな反応も愛おしい。 「ふっ、皆、莉茉が目を覚ますのを、待ってたんだ。」 ずっと。 莉茉が眠りに付いた、あの日から。 「………うん。」 「その大切な家族の莉茉が目を覚ましたと知って、慌てて駆け付けてくるに決まってる。」 「っっ、」 莉茉が目を潤ませる。 「………暁…。」 「ん?」 「ーーーーありがとう、ただいま。」 幸せそうな表情を浮かべ、目を潤ませた莉茉が、満面の笑みを浮かべた。