「………、っっ、莉茉?」 はっと、目を見張った。 今、莉茉の瞼が一瞬だけ動いたような…。 俺の気のせいか? 「………………んっ。」 じっと見つめ続ければ、うっすらと莉茉の目が開く。 「っ、莉茉っ?」 宙をさ迷う、莉茉の視線。 ぼんやりとしていた、その焦点が、俺に合わさる。 「………あ、きら…?」 「っっ、」 掠れた莉茉の声に、不覚にも、俺は泣きそうになった。