「っ、待ってっ?」 「「うん?」」 息ぴったりに振り返った2人に、苦笑いを浮かべる。 「ねぇ、どこに行くの?」 2人が怖いとかは、なぜか思えないけれど、当てもなく歩き回りたくはない。 「あそこだよ。」 「あそこ~」 男の子達が指差した先。 「あそこ?」 私が訝しげに視線を向ければ、うっすらと射し込む一筋の光があった。