「茉莉は、“あれ”と違って、良い子だな?」 ねぇ、お父さん。 私達の何を知っているの? 分からないくせに。 この、孤独と恐怖心を。 お父さんが知らないだけで、莉茉は、私よりも勉強だって出切るし、素直な子なんだよ? 「茉莉ちゃん。」 「茉莉。」 呼ばないで。 ーーーーー私の名前を。 これ以上、追い詰めないで。 ーーーーー私を。 「っっ、」 助けてよ。 ………………………莉茉。