「………………可愛そうな、莉茉。」 ふっと、笑みを浮かべる。 唯一、分かるのは、莉茉は被害者であるって事。 何も知らず。 ただ、家族からの愛情をひたすら欲する、私の片割れ。 ーーーーー愛おしい、姉さん。 「ねぇ、莉茉?」 大好きよ。 誰よりも、深く。 だからこそ、ごめんね? この真実は、私の胸の内にしまっておく。 貴方が、傷付かないように。