「っっ、」 想像しただけで、身がすくむ。 駄目だよ、そんな事。 ーーーーー今度は、私が嫌われる。 怖くて。 「………っ、ごめん、莉茉…。」 弱くて、狡い自分。 ………私は、双子の莉茉でさえ、信じられなかった。 「っっ、助けて…。」 ひっそりと、声にならない叫びが掻き消えていく。 ぎりぎりの境界線。 細い糸の上を歩いているような、危うい均衡。