冷酷組長は泣き虫、天然に恋をした


下っ端「そうだ!お前の部屋星矢と同じ部屋だから」
勇気「い、今なんて!」


下っ端「だ、だから星矢と同じ部屋って・・・」


嘘でしょ・・てっきり1人部屋だと思ってたの
に・・・


下っ端「その顔だと1人部屋だと思ってた?」


勇気「うん・・・」


下っ端「俺ら下っ端が1人部屋とか図々しいだ
ろ」


いや、アホ私女だよ!


勇気「寝るの苦労しそう・・・はは」


それから食事が終わり片付けを済ませた


それから食事が終わり片付けを済ませた


星矢「勇気、伽耶の食器まだ残ってると思うから取りに行ってくれ」


勇気「分かった」


広間に行って伽耶さんの食器を下げた。


伽耶「勇気ありがとう!」


勇気「いえ、仕事ですから」


・・・やっぱり羨ましいな〜


伽耶「真希、明日来週の日曜空いてる?」


真希「ん?あ~空いてるな」


伽耶「それじゃあピクニック行かない?みんなで!」


真希「無理して倒れたらどうする」


伽耶「大丈夫よ!」


真希「考えとく」


菊「⋯勇気」


勇気「あ、はい!」


菊「洗い物が終わったら私の所に来てくださ
い」


勇気「え?」


菊「ぼーっとしていると星矢がまた怒りますよ」


勇気「あ!ありがとう菊兄貴笑」


タタタ!


星矢「遅い!」


勇気「おわっ!」


星矢「一つの食器に時間なんかかけんな」


勇気「へーい」


星矢「はいだろ」


勇気「・・・はいはい!」


・・・・・・


勇気「よっし!今日の仕事終わり~」


下っ端「ふう〜いい風呂だった〜」


下っ端「勇気お前も早く風呂入んなあとお湯
冷たくなるぞ」


勇気「お、おう」


下っ端「?なんで後ろ向いてんだよ?」


勇気「いや~友達にメールしてて~先いって
ろ」


下っ端「なんだよ笑お前まだ入ってなかったのか?あれ今からだから星矢も来るし一緒に入ろうぜ!」


下っ端「いいじゃん」


いやお前らバカだろ!行けって言ってんの
になんでいかねぇんだよ、しかも2人ともすっぽんぽん!


スタスタ


下っ端「おーい勇気?」


仲間たちは私が全く向かないことに心
配して顔を覗き込んできた


おおおと!!目開けられなくなってしま
た!!


助けて~菊さん!!


菊「何をやっているんですか?しかも裸で伽耶さんが来たら大変ですよ」


神が来た!!


下っ端「すんません!勇気早く風呂こいよ!行こ
うぜ」


タタタ


菊「もう目を開けても大丈夫ですよ」


勇気「はあ・・・ありがとうございます」


菊「来るのが遅いので迎えに来ました、いきましょう」


勇気「あ、はい」