冷酷組長は泣き虫、天然に恋をした


そんな願いが届くはずもなく・••・・・


菊「⋯…」


はい、安定の沈黙~


美海「あの~!」


菊「はい」


美海「なんでもないです」


菊「・・...質問してもよろしいでしょうか」


美海「はい!なんなりと」


菊「プリン以外に好きな食べ物は?」


美海「クレープです」



菊「嫌いな食べ物は?」


美海「ピーマン、ゴーヤ辛い系」


菊「好きな色は?」


美海「水色」


菊「季節は?」


美海「あのこれは「季節は?」秋です」


菊「そうですか」


それだけ?もう終わったじゃない


美海「・・・・・・」


菊「.....·」


美海「菊さん好きな食べ物は何ですか?」


菊「・・・・・・私ですか?」


美海「はい」


菊「ニンジンです」


可愛い


美海「嫌いな食べ物は?」


菊「カボチャスープ」


美海「美味しいのに」


菊「⋯⋯」


美海「好きな色は?」


菊「黒」


闇って感じだな〜


美海「季節は?」


菊「冬です」


美海「寒いのお好きなんですね」


菊「まあ、そうですねゆっくりできるのもあります
し」


美海「雪合戦とかしないんですか?笑」


菊「しません、風邪をひくので」


美海「そうなんですね・・・・・・」


菊「......」


美海「••••・・」


だめだ・・・・・・話し終わった••・•・


もうギブアップ・・・・



菊「つきました。くれぐれも前のようにばれないようにしてください。今からあなたは私の子分となりました。」


美海「はい?」


菊「・・・・今日は貴方を悲しめるかもしれません。
けれどわかって欲しいんです。なぜ、連れてきたのかを」


美海「・・・」


菊「玄関で今日は出迎えです」


それだけいうと車から出て玄関に向かって
いった。


ガチャ


私も後をついていくと玄関には大広間で見た光景が玄関にあった。強面の人たち先生もいつもよりきっちりとした服だった。

そしてピリピりしていた。


京介「菊お前どこいってた・・・・そいつ誰だ」


おおっと!1番あってはいけない人が最初!


勇気「はじめまして!俺!・・・今日から菊さんの子分になった勇気って言います!!」


京介「ふーん」


さすが鉄の仮面!返事も予想通り


菊「私の横に並んでください、真希さんともう1人の方と一緒に来ます。中に入るまで頭を上げないように」


勇気「分かりました」


幹部「組長!おかえりなさい!」


声かけと共に一斉に頭を下げた


勇気「?!」


私は真希さんが誰ときたのか気になり少
し頭を上げて2人を見た。


美海(勇気「え・・・・・・」