翔「やべえ〜」
ルキ「何が?」
翔「門の前で俺たちを睨み付けてる人いる」
美海「?!あ、あれは国本先生!そうだ今日一限目から体育だった!!」
七尾「一限目体育じゃなくてよかった・・・」
美海「く、国本先生お、おはようございます、笑
今日も、い、いい天気ですね~笑」
勇気「ああ~いっぱいランニングできるぞ~
栗山〜」
先生笑っている様で笑ってない!!
勇気「お前らは自分の教室に行け、ちょっと栗山と話があるから、なー栗山~」
美海「は、はい・・・」
鳳凰(終わったな)
女子更衣室の前まで来ると国本先生に
こっぴどく叱られてしまった。
勇気「お前はいつになったら遅刻しない様になる!時間がないな早めにアラームセットしとかんか!」
美海「はい・・・」
勇気「・・・お前に怒るのも体力が必要だからな、もうここまでにするが、体操着に着替えたらグランド五周!いいな!」
美海「は、はーい・・・」
・・・・・・
美海「先生着替えました・・・」
勇気「それじゃあ、走れ」
美海「はい・・・」
真実「全く、はやく起きないからよ」
美海「⋯」
真実「後でお弁当のおかず1個だけ好きなのあげるから、頑張りなさい」
美海「?!うん!!」
よっし!頑張るぞ〜!!笑
美海「はあ、はあ、」
勇気「⋯」
美海「はあ、はあ、」
勇気「栗山〜ペースがだんだん
落ちて来てるぞ〜」
そんなの分かってます!
美海「先生~お水飲んでいいですか?はあ、」
勇気「2週走りきったら8分だけ休憩」
微妙すぎる~!
美海「水が恋しいよ~はあ、はあ」
勇気「だったら早く2週走りきれ!目の前の白い線まで行ったら休憩だ!」
美海「はあ、はあ、はあ、・・・つ、ついた~」
真実「お疲れ」
美海「あと3週あるからまだまだだよ〜」
真実「相変わらず国本先生厳しい~」
美海「すごく厳しい・・・んっっ、
はあ~お水美味しい!笑」
真実「それはよかったね笑」
授業何時までだっけ?
真実「でも、もう体育の授業終わるから
ランニング無理じゃない?」
美海「確かに」
キーンコーンカーンコーン~キーンコーン
カーンコーン
真実「もしかして雑用されたりして笑」
美海「その方がもっとやだ笑」
国本「走るのは無理そうだから資料整理を手
伝え」
美海「はーい」
真実ちゃんのゆうとおり雑用かい
放課後になり資料室に行くと国本先生
ではなく原田 公ない勇気先生、
生物の教科でクールな先生がいた。
勇気「栗山来たか、それじゃあこの資料片付けるのとこれホッチキスで止めるのとあと・・・」
美海「わかりました!そんなにいっぺんに言ったらすぐに忘れてしまいます!」
勇気「だろうな笑笑」
美海「せ、先生からかったんですか?・・・」
勇気「ちょっとだけな」
美海「はあ~手伝いますこれどこに片付ければいいですか?」
勇気「一番上から2番目の棚の青いファイルにおさめてくれ」
美海「はーい」
青いファイル・・・青いファイル・・・あった!
て、たか!
勇気「⋯」
今忙しいし自分で取ろう
椅子を使いファイルを取ろうとした
が、ファイルがキツキツで入っているため出す事ができないでいた
美海「んん〜!んん〜!」
なんで硬いの・・・・
勇気「どうした?」
美海「青いファイルがギチギチにはまっていて
取れなくて〜」
勇気「はあ~取れないなら早く言え、
手伝ってやる」
美海「あ、ありがとうございます」
勇気「取れないなら端っこのファイル何個か出せ、
そしたら出やすくなる」
美海「・・・あ~本当だ!すぐに取れた!!笑笑」
勇気「よかったな笑」
美海「はい!ありがとう・・・ガタッ!・・・
え?、うわあ!」
勇気「危ねぇ!」
グイッ!..・バタン!
美海「・・・?!」
私は落ちたはずみで先生に腕を引っ張
られ先生に抱きしめられて落ちて行った。
この状況にまだついて行けずに固まっ
てしまった。
勇気「栗山大丈夫か?どこかぶつけてないか?」
美海「⋯」
勇気「栗山!痛いところはないか?」
美海「は、はい」
勇気「なら良かった、それより早くどける仕事終わらせないと帰れねぇぞ」
美海「あ!そうだった!...先生助けてくれてありがとうございます!」
勇気「・・・気にするな続けるぞ」
美海「はい」
うう~なんか気まずくなった・・・
でも先生は気にしてなさそうだし・・・・
ちゃんと集中しよう!!
勇気「栗山これホッチキスで止めてろ」
美海「はい」
何を話せばいいんだろう?
勇気「栗山これ終わったらなんか奢ってやる
よ」
美海「本当ですか!プリンがいいです!笑」
勇気「了解笑それじゃあ早く終わらそう」
美海「あ!私コンビニよりもいい所知ってるので終わったら一緒にいきましょう!笑」
勇気「了解笑」
美海「やった〜やっと終わった〜笑」
勇気「お疲れ」
美海「後はこれを棚に入れてっと」
棚にファイルを入れていると先生が後
ろから声をかけてきた
勇気「かせ、お前に任せたらまた椅子から落ちるかもしれないから代わりにやる」
美海「ありがとうございます笑」
勇気「べつに・・・」
美海「!・・・先生右の首血が・・」
勇気「ああ、さっきお前をかばって落ちた時に怪我しただけだから」

