それから楽しい時間は本当にあっという間に
過ぎていった。
いつの間にかわか達の別れの日になった。
神楽「やしっ!荷物は全部車に積んだな」
下っ端「はい!」
叶夢「お前ら皆にちゃんとお礼言え」
郁人「……」
北斗「……」
神楽「お前らいい加減機嫌直せって」
北斗「……」
叶夢「はぁ〜、よいっしょ、」
2人「「うわっ!何すんだよ兄ちゃん」」
叶夢「何も言うことがねえから黙ってんだろ?
なら帰んぞ」
郁人「?!待って!言う!言いたいことある!」
叶夢「ちゃんと口あんじゃん」
北斗「みんなと色々遊べて楽しかった」
郁人「……ありがとう」
全員「「……笑笑」」
みんなは何も言わず少しだけ子供を送り出す
優しい顔になっていた。
真希「またこい」
伽耶「待ってるからね」
菊「皆さんお元気で」
それぞれ一言だけ発した
勇気「皆さん本当に楽しかったです!
また会いましょう」
北斗、郁人「……」
2人は最後まで私にだけは目を合わせてくれなかった
神楽「行くぞ」
車が玄関の前に付き、皆は車に向かった
星矢「大丈夫か?」
勇気「全然平気……ズビー!」
陽「お前顔から出るもん全部出てね?」
陸「洪水じゃん」
勇気「うっさい!!…ぅぅ……」
私は涙を服で雑に拭いていると
星矢「勇気、前見てみろ」
勇気「え?……?!若…」
北斗「はぁはぁ!勇気兄ちゃーん!!」
2人は私のところまでダッシュで戻ってきたのだ。
郁人「ゆう、?!あっ!」
ずザー……
2人とも同時に転けた
神楽「……」
神楽さんたちは転けた2人を遠目で見ていた。
勇気「ッ!!」たたたッ!
勇気「若!だい「手伝うな」え?」
辰巳「手伝うな、自分で立たせろ」
遥樹「俺達が手伝ったら甘える」
私は2人の前で手伝うのをやめた
北斗「……ヒック」
郁人「……ぅぅ……」
2人は何も言わずに立ち上がた
郁人「さっき……ぅぅ、むしして、ごめ、んなさい
はなれるの、寂しくて、」
北斗「ッ……ッ……ぅぅ、でも、大好きな、
顔が、かな、しそうだったから……
だから……ッ……」
北斗、郁人「ごめんなさい〜うわあああ
僕達のこと、嫌いにならないで!!」
勇気「?!……そんなの、当たり前だよ」
私は2人を優しく抱きしめた。
北斗「ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙……やっぱり寂しいよ〜」
郁人「うう…うわあああ……」
勇気「全く2人はまだまだ子供ですね」
私は服で2人の涙を拭いた
勇気「誰の手を借りずに立てて偉いです!
さすが若達です!ぅぅ……ッ」
郁人「スビッ!そうだよ!男だから!スビッ」
勇気「またあえる日を楽しみにしてます
お元気で」
2人は私を強く抱きしめて軽く頷き車に戻った。
もう一度振り返った2人は泣きながら笑っていた
真希「よく耐えたな」
ポンポン……
頭を軽くポンポンされ少し照れてしまった

